遺骨を骨壷から出してカロートに納める

遺骨が入った骨壷はカロートという部分に納めます。しかし、そのまま骨壷を何個も納めていくとすぐにいっぱいになり、スペースにそれ以上入れることができなくなります。

そんな時は、遺骨を古い方から骨壷にまとめて納めることになります。大事な遺骨が水まみれにならないよう、最近のお墓は湿気が溜まりにくいカロートにしているものも増えています。

このカロートの下は土になっており、遺骨が自然に土に還るようにしてありますが、お墓の引越しをする際は遺骨を拾い、骨壷へ入れて移動します。樹木葬でもカロートを必ず設けています。

しかし、水に遺骨が濡れてしまうのが嫌な場合は、骨壷に遺骨を納めて、屋内に納める納骨堂なら安心です。納骨堂では契約期間が終わった後は遺族が返還を申し出れば遺骨を返還してくれます。

価格が安い合同葬は、骨壷から故人の遺骨を取り出し、他の人と一緒に納骨することになります。そのため、後から遺骨を戻したいと思ってもできませんので、注意が必要です。