継承者がいなくて困る

母方の両親ですが、長男が結局結婚をしないで生涯を終えました。そこで問題となるのが湘南での遺骨の散骨です。兄弟は残り三人居て、末っ子に男子つまり私のおじさんにあたる人ですが、カナダのバンクーバーに居て、お墓の管理が全くできていません。一応一等地なんですが、このお墓をどうするのか問題となっています。日本と違ってカナダは、納骨するという文化ではありません。従って、持っていく術もない分けです。岡山県でも墓じまいの問題が浮上している現実です。

かといって母はすでに管理する能力がありませんし、私が見るのも筋違いです。辛うじて母の姉がお墓をみていますが、どちらにしろ継承者ではないので、この管理も時季破綻する訳です。遺骨というものが、年月を経てどうしていいか分からないという家は、これからもっと多くなるんじゃないでしょうか?人口減少と言われていますし、それは結婚の数も出産の数も減るという事は、継承する人が年々減ってきたことを意味するのではないでしょうか?他人事ではないように思います。