遺骨をどのように保管するかの問題への考察

家族が亡くなるというのはとてもつらい経験ですが、残された遺族は、お通夜や葬式の段取りなどで忙しくなります。そしてそうしたものが終われば、いよいよ火葬場での火葬になり、その後遺骨を引き取ることになります。その遺骨をどのように保管するのか、ということが問題になることは少なくありません。というのは、墓をすでに持っているのであれば、そこに入れればいいのですが、お墓を持っていない場合には、その遺骨をどうするのか、決めなければならないからです。

遺骨を自宅で保管するというのは1つの方法です。骨壺に入れて自宅などで保管するのです。庭などに撒くことはできませんが、保管するということであれば問題はありません。そうすれば、遺骨にまつわる費用をかけることがないというメリットがあります。とはいえ、自宅に遺骨を保管することに抵抗がある人は少なくありません。そのため、お墓を持たないことにしたのであれば、他の方法、つまり海洋葬や樹木葬、散骨などで遺骨を収めるようにする人たちが多くなっています。